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“里楽素通信”~若女将Get編~



雨雨止め止め。


 山奥に住んでいると自然のすばらしさだけでなく、恐ろしさも目の当たりにします。

 今回の大雨でも、ところどころ雨量規制や土砂崩れなどで通行止めになりました。

 幸いこの周辺では家屋や人的な被害はなかったので、ありがたいと思わないといけないでしょうね。


 宿屋も水商売ですが、この雨で目茶目茶キャンセルくらいました。雨だけにホント、水モノ商売だナとつくづく思い知らされました。まあこればかりはやむ終えないですね。

 最近、地震と津波で日本がどーにかなっちゃうというような内容の「日本沈没」という映画をやってるそうですが、この雨の降りっぷりをみてると、大雨で沈没しちゃうんじゃないかなんて思えてきますね。

 早く雨が止んで、梅雨もあけてくれ~。じゃないと日本沈没の前に商売が沈没しちまうよ!

 追伸: 台風5号よ、あんたも来なくていいからね~。
# by tsuruya-ryokan | 2006-07-22 09:11

久しぶりっ!


 久しぶりのブログ。

 
 最後のブログを書いてから、いよいよパソコンの具合も悪くなったんで、この際、パソコンを変えるだけじゃなく、サーバーからプロバイダーからいろいろと変えてみました。

 「変えてみました」って簡単に言いましたが、うまくインターネットに接続できなかったりで、すんごい時間がかかって、使えるようになったのが、この連休直前。連休ネタも考えていたのに間にあわず仕舞いという有様でした。

 いや~しかしADSL早いですね。もうこの速さを知ってしまうと、元のISDNには戻れない体になってしまいますね。

 人間の性って怖いですね。

 
 というわけで、快適になった環境で「ハッ!書くぞ!」と摩邪みたいに思っているわけですが、
相変わらず、このブログ最大の目的の女将ゲットネタが少なくて困っております。

 次回はブログのレイアウトも変えてみようかな~(って、それじゃあ何の解決にもならないってばっ!)。
# by tsuruya-ryokan | 2006-07-18 12:41

ビックリ!(後編)


 さて、祖谷温泉のお話最終回。

  谷の底にある露天風呂に行くには?の答えですが、昔は歩いて行ったそうです。すごいですね。
 そして今はこのお宿の“ケーブルカー”で行くんですね~。42度くらいの傾斜を170メートル、約5分ほどかけて、カタッカタッて感じでおりて行くんです。景色も抜群です。

 1台のカーゴが行ったりきたりするので、タイミングが悪いと、乗降所で10分ほど待つ事になります。また、この露天は朝の7時~夜9時までの利用のようです。

 面倒なようですが、これがとても印象に残って、ある意味“演出”になっている感じ。

 全国でもケーブルカーで行く露天風呂は珍しいでしょう。これだけでもかなり個性的といえます。

 さて、浴衣を脱ぐのももどかしく脱衣所から露天につながる階段を下りると、開放感いっぱいのお風呂です。

 「おおっ!」て感じでお風呂に入ります。源泉が豊富なので湯口からドバッドバッという音とともに温泉が注がれています。その湧出量毎分1,500ℓ!だそう(うらやまし~、うちもこんなに湯量があったらな~。うちは毎分50ℓ)

 情報どおりややぬるめ(源泉約39、3℃)、私はぬる好きなので気になりませんがアツ好きの人や、寒い時期にはやや厳しいかも。しかし、この宿のポリシーとして温泉は自然のまま人の手を一切加えないということなので、それはそれで立派です。


 泉質は「単純硫化水素泉」、なんとうちと同じなんですが、分類的には同じでもかなり違う温泉です。湯の花はたくさん浮いてましたが、色はほぼ透明です。

 お湯の肌触りですが、これが特筆もの。上手く表現できないのですが、ぬめっぽい感じなんです。といっても、気持ち悪いわけではありません。むしろとても“イイ感じ”です。例えるなら上質なスキンジェルみたいな感じとでもいうんでしょうか。私の語彙不足がうらめしいんですが、とにかくぬるっとした感じがとてもいいんですね。ぬるっとしていると言っても、風呂からでたら別にぬるぬるしてるわけではないんです。あくまで肌触りがぬるっとした感じ。
 一緒に行った父は「北海道の昆布温泉に似ている」と言ってました(私は行ったことナシ)。

 この感じはうちの温泉にはありません。うちの温泉は同じ泉質でも乳白色で、肌触りはさらりとした感じです。

 ですので、この肌触りの感じにはとても感激しました。仕事柄いろいろと温泉にも行くんですね。でも、泉質はうちの温泉が一番と思っているんであまり温泉で感激することはないのですが、この温泉はうちと十分比肩できるほどスグレていると思いました。

 私は夜の9時ぎりぎりに入ったので、お風呂から出る時ちょっと肌寒い感じがしたんですが、なんと、帰りのケーブルカーの中で、すでに体がポカポカしていきました。温泉によって体があたたまってきたのです。これはいわゆる硫黄泉に特徴的なもので、うちの温泉も同じなんですが、ほかの温泉地ではほとんど経験したことがないので、これには親近感も手伝って感動しましたね。

 このお宿には内風呂もあって、そちらはほぼいつでも入浴できるんですが、こちらは循環しているためか、肌触りは露天での感じはありませんでした。この温泉の一番の売りはやはり谷底の露天風呂でしょう。

 翌朝、景色抜群の食事処で、仲居さんに「ここの温泉は飲めますか?」と尋ねました。お風呂に枡や飲泉カップが無かったのです。飲泉は出来ないとのことでした。


 と、一泊二日のそれも時間の限られた旅でしたが、「祖谷温泉」 とっても良かったです。

 次に機会があれば、もっとゆったりと時間をとっていきたい、そうすればさらに温泉の良さがわかるであろう、そんな温泉でした。






 
# by tsuruya-ryokan | 2006-06-19 20:33

ビックリ!(中編)。


 負けられない戦いがある。


 前々回の後編をお送りするわけですが、並々ならぬ気迫をもって、お送りします。

 
 さて、チェックインしてお部屋に案内していただきました。5階でした。部屋は和洋折衷のような感じ。

 畳は琉球畳と呼ばれるふちなしのタイプです。特筆すべきは景色。窓際に近づくと、目の回るような高さ!

 高所恐怖症の人なら近づくことさえできないでしょう。正確に言うと谷が深いから、深さなんですが、ともかく下の川まで200メートル弱あります。そしてその川べりになんと露天風呂があるんですね。

 エレベーターはありません。エスカレーターも。


 さて、ここで問題です。この露天風呂へはどうやって行くのでしょうか?


 と気を持たせておいて、と。


 今日はワールドカップで日本がでるらしい。

 前回お話したように私はまったく関心がない。今日はこのブログを読むことで、

 「いけね~、このブログ読んでて、サッカーみそこなっちゃったよ」

 と、いう人を続出させるために書いてみました。

 すなわち、このブログでワールドカップを食ってやろうと、日本戦を食っちゃおうと、そういう目論見で書いちょります。

         負けられない戦いがある。
# by tsuruya-ryokan | 2006-06-12 22:03

緊急確認!いますよね?


 いますよね?

 きっといますよね?

 サッカーに興味の無い人。

 したがってワールド・カップなるものにも興味が無い人。


 何を隠そう、私がそうです。

 これからの1ヶ月間どうしようかな~。困ったな~。

 TVみても周りの知人・友人との会話でも、ワールド・カップ、ワールド・カップ、ワールド・カップ、ワールド・カップ・・・・。

 私の子供のころ、いや、つい最近ころまでのような気がしてんですけど、みんなそんなにサッカー、サッカーっていってなかったような気がする。もちろんワールド・カップという言葉もほとんど耳にしたこともなかったような・・・。

 それが今やワールド・カップに興味ないなんていうと、まるで非国民みたいな扱いを受けてしまうほどの様相を呈している。

 
 で、聞きたい。ものすげー聞きたい。

 「みんなホントのサッカーのことそんなに好きなの?そんなにワールド・カップが気になる?」

 「ほんとはアレでしょ、まわりがみんな騒ぐもんだから、それにあわせてるだけでしょ?実はそんな興味ないけど、言い出せないだけだよね?」

 さあ、そんなあなた!勇気を持って立ち上がろう!そして叫ぼう!

 サッカーなんて興味ないぞー! ワールドカップだって見ないぞー!


 ガンバレ!!日本(の少数派)!(←すなわち俺!)
# by tsuruya-ryokan | 2006-06-09 21:42


山奥の秘湯の宿の日常を面白おかしく語ります!

by tsuruya-ryokan
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